白川郷紅葉見物ドライブ

05年11月3日
毎年11月頃は紅葉の季節です。岐阜県の北のほうは10月下旬から紅葉が見ごろを迎え、11月上旬になるとちょうど良い感じになるのです。
以前からこの日に行こうと決めていた合掌造りの里「白川郷」へ向けていざしゅっぱ〜つ!
今回は天候に恵まれず、あいにくの雨・・・まあ気にしない!傘があればなんとかなるさ〜というわけで、今回の旅の相棒はデコポン号です。

早速行ったのが「天守閣」という飲食店にある展望台です。ここからは荻町集落が一望できます。
一体何棟の合掌造りの家があるのでしょうか?
国道360号から入ったのですが、天守閣を下ると「荻町城址」に着きます。ここからも集落を一望することが出来るのです。
さて、車を民間の駐車場(一日500円)に停め、荻町集落を散策することにしました。

いきなり目についたものは、なんと初代ジムニーです。見たところ現在動かしている様子はないのですが、タイヤの空気は入っているし、ナンバーもついています。でもワイパーはぐちゃぐちゃだし、ミラーもありません。やはり不動車なのでしょうか?
まずは、観光マップをもらうため中心部にある観光案内所に向かいます。

しかし、雨が止みません。ますます勢いを増してきました。
観光マップをもらい、目に付いたのは「明善寺郷土資料館」です。ここは荻町集落で最大の合掌造りの建物で5階建て、建坪は100坪にもなるそうです。

ちなみに左の写真を見ての通り、合掌造りの家は釘やかすがいを一切使わずにわら縄を用いて固定します。
これが合掌造りの特徴のひとつです。
合掌造りの家は基本的に1階のみを住居として使用します。2階から上は主に養蚕に使用されていました。

ちなみに、床はこんな感じで隙間があります。これは後で出てきますが囲炉裏の煙を上に送る為です。真っ黒になっていますが、これによりさらに家の強度が増すそうです。
窓から見た景色です。左に写っているのは、お寺の本堂です。
ここはたぶん3階だと思います。農作業に使った道具が展示してあります。
床は歩きやすいように板が敷いてあります。

それにしても囲炉裏の煙がけむいです。
今度は本堂と反対側の窓から外を撮りました。

どこを見ても合掌造りの家ばかりです。

雨は一向に止みません。
これは何か分かりますか?床です。下の階の床が見えてますね。

抜けることはないと思うのですが、歩く時は慎重になりますよ。
ここは4階です。ここにも古い道具や機械が展示してあります。手前の機械ははたおり機かな?
5階には上がらせてもらえませんでした。
でもなんとか手を伸ばし、写真だけは撮れました。
今度は本堂の方に行きます。
本堂には茅葺き屋根の葺き替えの様子が写真で飾られていました。

おそらく春の写真だと思います。
さて、やってきました囲炉裏です。
ここがいわゆる「リビング」ですね。

ご覧の通り現在も囲炉裏は使われており、お湯を沸かしていました。外は雨なのでとても暖かかったです。
囲炉裏の上はこのようになっています。
囲炉裏の上の部分をつっている縄の部分を撮りました。
ススで縄をほどけるような状態ではありません。つまり、これが合掌造りの強さの秘密です。

合掌造りの家は江戸時代に建てられたものなんですよ!

さて、では明善寺を出ます。
雨はまだ降っています。強さを増したような気がします。

町並みを撮ったのですがうっかりおばちゃんもフレームインしてしまいました。(汗)
しかし、これだけ同じ様な建物があると、どれが誰の家なのか分からないでしょうねぇ。。。
今度は明善寺のあるほうとは反対側の集落へ行きます。

この川は「荘川」です。
であい橋を渡り反対側へ来ました。と言ってもやはり合掌造りの家ばかり・・・

食事を取り、お土産を買い、白川郷を後にすることにしました。
帰りは国道158号から高山へ抜け、41号線を下り、下呂で温泉に入り、鶏ちゃんを食べて帰りました。しかし、いつ食べても鶏ちゃんはうまい!下呂にお越しの際は是非鶏ちゃんを食べてみてください!

あ〜おいしかった〜♪

紅葉を見に来たはずでしたが、雨で視界をさえぎられ、結局紅葉どころではありませんでした。今度は養老公園でリベンジですな・・

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