05年8月15日〜17日 実はこのツーリング計画は約1ヶ月前に浮上したことなのです。9月に一泊のツーリングを予定しているのですがその計画よりも浮上したのは後!今回はあえて誰も誘わず、一人で気ままに旅をしてみようと、ちょっとビビり半分で計画しました。 さて、おはよ〜って誰に言うわけでもなく、朝6時しゅっぱ〜つ!!ご覧の通り後ろにはかなりの量の荷物を積んでいます。寝袋、テント、着替え、タオルなどその他旅に必要と思われる物を色々と積んで孤独な一人旅に出かけることにしました。 |
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さて、家を出て名神高速に乗り非常に風の強い中ひたすら走り養老SAで最初の休憩をとることに。まだ出発して1時間しかたっていませんでした。 トイレに行き、SA内で高速道路のエリアガイド(地図)をもらい、バイクの前でルートを確認していると(行く前に確認せよ!)ドラッグスター400に乗る若者に声を掛けられました。ライダー同士って結構気さくに声を掛け合うんですよ。 どうやらこの子(21歳)は栃木から岡山まで行く途中らしく、いろいろと人生を語り始めました。はっきりとは言いませんでしたが、どうやら元暴走族さんらしいです。ポーズをとっている彼です。 |
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高速道路をひたすら走り次は大津SAで朝食をとることにしました。 ここは琵琶湖の湖畔の町で、SAからは琵琶湖が見えます。 |
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先のことを何も考えずにその時食べたかった物を注文しました。冷やしうどんです。 よく考えたらこれから四国に行けば讃岐うどんを食べることになるであろうに何故かここでうどん・・・まあいっか! |
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SAならどこにでもある高速道路のルートガイドです。 何でもかんでも写真に撮っておこうと思ったのでこれから先たわいもない写真がたくさん出てきますがご了承ください。 |
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さて、時間は10時。尼崎から阪神高速に乗り換え、神戸で休憩。この時一人旅をやたらと心配していた母にメールを入れました。母は心配性なのです。まあ余計な心配させてもいけないので、これから先もたまにメールすることにしました。 ちなみにこの時点での一日目の目的地は徳島県の祖谷渓(いやけい)というところ。ここには断崖絶壁に立つ小便小僧がいるとか。 そういえば吹田で一度給油をしました。まだ半分ぐらいガソリンは残っていたのですが、なるべく早めの給油をしていくことにしました。ちなみに私のバイクは燃費が20km/Lなので満タンからすっからかんまで走って420km走れる計算になります。 |
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阪神高速から神戸淡路鳴門自動車道に乗り換え、明石海峡大橋を渡りました。 垂水JCTからこれに乗りしばらく行くとトンネルがあるのです。そのトンネルを抜けると海の上。ものすごい絶景が広がるのです。おもわずELTのFOREVER YOURSを歌っていました。 橋の上で停車してはいけないので橋を出るとすぐある淡路SAから写真を撮りました。 とにかく海はいい景色です。 |
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こんな感じで私と同じ感動を受けた人たちがはしゃいで写真を撮りまくっています。 ここでは徳島県の観光ガイドマップをもらいました。 地図をタダで現地調達するという恐ろしいことをしています。ところで淡路島を出ると徳島県なんですか?私はてっきり香川県に入るのかと思っていましたよ。 |
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淡路島を縦断していくと、ポツポツと雨が降り始めました。そういえば淡路SAで道路が雨上がりのように濡れていたなぁ。。。 ポツポツ雨が次第にひどくなってきて、ついには雷雨になりました。PAでカッパを着ようかと思いましたが、PAに行くまでにずぶぬれになると判断し高速道路の途中で高架のあるところにバイクを停め、猛スピードで走ってくる車にビビりながらカッパに着替え、さらに荷物にもレインカバーをかけ再出発! ここはたぶん淡路島の室津PAだと思います。(記憶が確かでないのです)雨宿りをしたつもりがやむ気配がないので先を急ぐことにしました。 |
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鳴門の渦潮は雨の為、見ている余裕もなく(少しだけチラッと見たような・・・)神戸淡路鳴門自動車道を鳴門で降り、徳島自動車道に入りました。ついに四国突入です!この時点でちょうどお昼時。上坂SAで豚角煮丼を食べました。 つまり岐阜から四国まで6時間ぐらいで来れるのです。日帰りでも来れますなぁ(笑) 写真は徳島の町です。このSAから撮りました。この写真を撮って駐輪場に戻ると松本ナンバーのエリミネーター250に乗った人がいました。「すごい雨ですねぇ」なんて声を掛けると「えらい目に遭ったぁ〜!!」なんて叫んでいました。この方は高知の知人のところまで行く途中だそうで、翌日は仕事で広島まで行くそうです。会社の経費(旅費)を使ってツーリングがてら出張とはうらやましいですねぇ。 雨はまだ上がりません。 |
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さらに西へ、吉野川ハイウェイオアシスで小休憩。まだ雨は降り続きます。 本来ならばライダーにとって雨は本当に嫌なものなのですが、不思議とそういう思いになりませんでした。たぶんこれから始まる色々なことに対する期待のほうが大きかったのでしょう。それに四国は水不足とか・・・料金所のおっちゃんが言っていました。「10日ぶりの雨やぞ!」これで少しでも水がめが潤えば良いのですが・・・ |
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井川池田インターを降り、国道192号線から国道32号線さらに県道32号線に入りいよいよ本日の目的地、祖谷渓(いやけい)周辺に来ました。道路から見える祖谷川(いやがわ)はものすごく下のほうを流れています。 | |
なんだか昭和を感じさせる橋があったので写真を撮りました。 | |
こんな田舎道を行くのです。 どうやらこの頃、雨は上がり始めたようです。 |
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祖谷渓展望台というところに到着しました。ここでもうカッパを脱ぐことにしました。 いよいよ小便小僧と対面できるのでしょうか? |
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おや?小便小僧はどこ?どこ?どこにもいませんでした。どうやらうわさの小便小僧はここにはいないようです。 それにしても、ものすごくいい景色ですねぇ。 |
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なるほど!こんな山の中腹に道路を作ってしまったのですね。 この道路はライダーが多く、すれ違うライダーの中にはピースサインをしてくださる方もいました。すかさずピースでお返しです。 ※ピースサインとは・・・ 文字通り手でチョキを作り相手に見せる。ライダー同士の挨拶のようなものです。 |
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先ほどの展望台からかなり登りました。するとそこには突然車がたくさん止まっていて、人がうろうろしています。 なんだぁ?と思ってとりあえずバイクを降りてみるとそこには・・・ |
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いましたよ!!ついに小便小僧を発見!! 断崖絶壁にそびえ立ち、おそれることなくしっかり谷底を見つめ、人目もはばからず堂々と用をたす小便小僧がぁぁああ!! すごく気持ち良さそうです。隣りに立ってみたかったけど、前に柵がしてあり行くことは出来ませんでした。 |
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こんな感じです。上の写真だけだとすごく感動的なんだけど、現実はこんなもんですよ。 さて、ここから「かずら橋」というところに向かい、そろそろ今日のキャンプ場所を決めるかぁ〜ということで、かずら橋周辺の道の駅に食料を調達しに行ったつもりが何にもない!! 山の中なのでコンビニなんてものもないし、困っていたら田舎の八百屋さんみたいなものを発見!!入るとすぐに食べれそうな物はパンと割子そばとソーセージぐらいなもの。すかさずそれを購入したのが夕方4時ごろ。ここでキャンプを張る予定でしたがまだ時間的に余裕があるので、気が変わって国道32号線を南下し高知県に突入!! |
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さっきまでいたのが徳島県の西祖谷村、高知県の大豊町に入りました。 地図を見ると高知自動車道の大豊インター周辺に「ゆとりすとパークオートキャンプ場」というのがあります。国道沿いもしくは国道から入ってすぐぐらいのところにあるのかと思っていたら、8kmの山道をひたすら登りやっとキャンプ場が見えてきました。 この時夕方5時30分ごろでした。 |
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ふぉぉおお!!いい眺めだ〜!! どうやら山の頂上にキャンプ場が設営されているようです。 真夏でもちょっと肌寒いぐらいです。 |
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雨はすっかり上がって山肌にはガスが出ています。この写真だけ見ると雲の上にいるようです。 キャンプ場内から撮りました。 |
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さて、チェックインを済ませサイトにテントを張りました。 右に見えるのは流し台とバーベキューコンロです。 |
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私のほかにもキャンプをしに来ている方はたくさんいます。家族連れが多く子供の姿をよく見ました。 お肉が焼けるいいにおいがしてきます。そういえばお腹が空いてきました。 |
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これが祖谷渓で買ったパンです。どこのメーカーかよくわからないパッケージに入っています。なんだか昭和の雰囲気です。あの八百屋さんだけタイムスリップしたようです。 ところで値札がちょっとおかしいぞ??? |
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メロンパンについていた値札です。 「賞味期限 \105円」 ・・・・・・・(笑) 意味わからんし。。。それに「\」と「円」両方書いてある。くどいなぁ(汗) |
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さて、おそばを食べますか。封を開け、写真を撮った後にすごいことに気が付きました。 箸が付いてない!!ヤヴァ〜イ!!一瞬あの八百屋さんの店主?のおばあちゃんをうらみました。これじゃあ食べれません。手づかみで食べようかと思いましたがさすがにおそばは無理ですよ。勇気を出して隣のサイトの人に 「あの〜すみません。ひとつお願いがあるのですが・・・私おそばを買ってきたのですがお箸が付いてないんですよ。もしあればいただけませんか?」 「あ、割り箸ねどうぞどうぞ。」とお箸とさらにぶどうまでもらっちゃいました。左がいただいたぶどうです。とてもおいしいぶどうでした。 ちなみに隣りでテントを張っていたファミリーは愛知県の春日井市からやってきたそうで、ここまで来たら近所のようなものです。 この方は実家の岡山に帰省した帰りにキャンプだそうです。 |
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テントの中はこんな様子です。一人用の小さなテントなので自分の寝るスペースと荷物を置くスペースで一杯いっぱいです。 キャンプ場の中心部にあるサニタリー棟でシャワーを浴び、夜11時就寝。それにしても寒いので、寝袋にすっぽりはまって長袖・長ズボンで寝ました。 |
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8月16日・・・四国一周ツーリング2日目 おはよう〜。朝7時起床。さっそく便意がぁ!!どうやらこの寒さでお腹を冷やしました。トイレへ猛ダッシュ!! 写真はお箸をくださったファミリーの車です。 改めてお礼を言い出発の準備です。2日目の目的地は「四国カルスト」です |
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さあ荷造り完了!! 朝8時しゅっぱ〜つ!!今日はどんな出来事に遭遇するのかな? |
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今日はとても天気が良さそうです。とても気持ち良さそうです。 | |
国道32号線が見えてきました。奥に見えるのが国道32号線です。 | |
これはJR土讃線の橋です。ひたすら田舎道が続きます。 | |
国道32号線から195号線に入りとりあえず海を目指します。 そこで朝食をとることにしました。目に付いたのはマクドナルド、朝マックしました。 すでに高知市内に入っています。 |
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途中で一回給油しスタンドの店員さんに道路を教えてもらい、海岸沿いの道路に出ました!もうどこへ行っても道を聞くのがあたりまえになりました。地元の人に聞くのが一番です。しかし、四国の人は道路の説明のしかたが案外アバウト!あっちへいったら今度はこっちで・・・という感じで、イマイチ伝わってこないこともしばしばです。後に寄るレッドバロン松山の店長さんの話によると「四国はたいした道路がないのでそれで伝わるんですよ。」とのこと。そういうもんですかね? | |
うっひょ〜気持ちいい〜!! 実は私、海が大好きなのです。泳いだりするわけではなくただ見ているだけで十分幸せな気分になります。 海岸道路を走っているとまたいつの間にか歌を歌っていました。今度はなぜか「プロゴルファー猿」のオープニングの歌。何でこの歌や??? |
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一体どこへ行きたいのかというと「横浪黒潮ライン」です。すでに黒潮ラインに入っています。 そこには四国巡礼三十六番礼所「青龍寺」があります。 |
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ちょっとした休憩所があったので寄りました。ここではBMW・F650ダカールに乗るライダーに遭遇!自分が駐車場に入ったら出る準備をしていました。出て行くときにこちらを見てニコニコしていたので、手をふりました。 |
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青龍寺の看板が見えてきました。その奥に見える看板は「明徳義塾学園」の入り口です。 青龍寺は横綱・朝青龍が明徳義塾に留学していたころに階段でトレーニングをしたりしていたところです。それが四股名の由来になっています。 |
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黒潮ラインです。もう気持ちよすぎですよ本当に。 | |
うひゃ〜いい眺め! 眼下にひろがる太平洋!きもちいい〜!! |
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さて、黒潮ラインを抜け国道197号線に入り、いざ四国カルストへ向かいます。 | |
国道197号線は思っていたより良い道で、とても走りやすかったです。そろそろお昼時だったので、途中山の中のコンビニ(今度はちゃんとしたコンビニです)でお弁当を購入し、四国カルストで食べることにしました。ここでも分かっていながら道を聞く。もう道を聞くのが習慣になってしまいました。 写真は四国カルストへ向かう林道です。はじめは国道439号線を通って四国カルストへ行こうと思っていたのですが、439号線はかなり道が悪いとの事、コンビニでこの道を教えてもらったのでここから向かうことにしました。 はるか前方に四国カルストが見えはじめています。 |
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さあ、さっきよりもだいぶ近づいてきました。 目的地はもうそろそろです。 |
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いよいよ入り口が見えはじめました。どんな光景が広がっているのでしょうか?はやる気持ちを抑えて、写真をパチリ!! | |
ふぉぉおお!!上の写真のところからさらに上がり、ヘアピンカーブを抜けるとそこはもう日本の景色ではありませんでした。 まさにアルプスです。 もちろんすれ違うライダー達とピースサイン。 |
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これはものすごい感動ですよ! 360度広がる大パノラマ!感動のあまり夢中でシャッターを切っていました。 |
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こんな風車があるのです。実際に発電をしているらしいです。 この場所でお昼ご飯にすることにしました。 |
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ボリューム弁当?です。 360度大パノラマを眺めながらのお弁当は本当においしかったです。気分はまるで遠足です。 |
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お弁当を食べたところから撮っています。写っているのは通ってきた道です。 | |
山山山山山・・・・・ | |
これは先ほどの風車です。どうやらこれから組み立てるらしいです。 ふと左を見ると何やら黒い物体がありました。なんだ??? |
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むむ!!これはどうやら牛です。 兄貴!大変です!四国に入ってはじめての敵に遭遇しました!!(レンジャーモード) カルストには牛が放牧されているのです。完全にハイジの世界ですね! |
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こんな感じで牛がたくさんいるのです。 | |
さて、そろそろ四国カルストを後にしますか。。。 | |
ちなみに四国カルストは標高1300mに位置します。 | |
まだ先にカルストが広がります。 写真のところにはどうやら行けないようです。 このあと、地芳峠という険しい山道を下り国道440号線に合流。さらに国道33号線に乗り換え、愛媛県松山方面へ・・・ この時、午後1時18分。まだまだ時間はあります。 |
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国道33号線を北上していくと道の駅がありました。 ここで小休憩をとることにしました。 ちなみに美川憲一はいませんでした。(笑) |
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ふと見ると「アイスクリン。」ののぼりが上がっています。気になったので購入してみることに・・・ 「Made in 土佐」がちょっと笑えます。 一口食べてみると・・・おや?バナナのような味がします。なんだか不思議な味です。さて二口目・・・あれ?今度はオレンジのような味がします。 ???????? 確かにあっさりしていておいしかったです。 ここを午後2時30分ごろ出発しました。 |
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さて、松山まであっという間。 松山市内で「レッドバロン松山」に立ち寄り、キャンプ場や日帰り温泉のリサーチをしました。駐車場に入ると店長さんがわざわざ外まで出迎えに来てくれて、懇切丁寧に対応してくれました。 この後のルートや見どころ、コンビニの場所までものすごく親切でとても感動しました。 日帰り温泉は道後温泉のちょっと奥のその名も「奥道後温泉」 なんとなくヌルヌルした湯でした。先を急ぐ為、早めに上がりました。 ここによる前にコンビニで食料を調達しました。ここで集荷に来た郵便屋さんに声を掛けられました。「この奥は白バイがいるから気をつけてな」と。孤独な旅人にはみんな親切です。こんなひと言に感謝!! |
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奥道後温泉午後5時しゅっぱ〜つ!! 国道317号線を北上し、今治方面を目指します。 |
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今治市をさらに北へ行くと波方町に入ります。そこには大角公園というところがあり、そこにはキャンプ場があるよとレッドバロン松山で教えてもらいました。その道中、広島県につながる「しまなみ海道」が見えてきたので写真に収めました。 | |
どこの海もすばらしく美しいですね。本日のキャンプ地はもうすぐです。 | |
午後6時30分、本日のキャンプ地に到着。ちなみにここは公園の駐車場です。前方の堤防を行くとそこは砂浜です。 キャンプ場はすぐ目の前でしたが、車両進入禁止。バイクは横付けしたかったので、結局この駐車場でテントを張ることにしました。 |
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やしの木の下にテントを張りました。とりあえず明るいうちにテントが張れて良かったです。暗くなったら何も見えないもんね! テントの中にはいって食事をすることにしました。 |
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今夜の食事です。炭水化物ばっかり(汗)まあ、汗かいてかなりエネルギーを消費しているので多目の食事です。 それにしても昨日とは一転!暑いよ〜(泣) |
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辺りはすっかり暗くなっていました。 テント内は蒸し風呂状態なのでフライシートを広げバイクにくくりつけ、通気性をよくすることにしました。しかし、海なのに風がないので、あまり意味がありませんでした。 そうそう、ここは瀬戸内海沿いなのです。夏の風は南から吹きますもんね。ここは北側の海なのです。 あまりの暑さに買ってきたウーロン茶も底をつきはじめました。このままでは脱水症状をおこしてしまうと思い、急遽買いに行くことに・・・しかし近くに自販機がないので、テント内に荷物を放置しバイクで買出しに・・・かなり無用心です。 わりと近くに自販機が見つかったのでこの時、お茶(500cc)を6本、スポーツドリンク(500cc)を1本買いました。それぐらい暑いのです。 |
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やはりテント内は暑いので堤防にアルミマットを持っていき涼むことにしました。ここで波音をバックにFMラジオを聴きました。浜辺は蚊もいないし涼しいし快適です。なんとなくロンリーになてきたので、仕事中のはっちゃん隊員にTEL・・・はっちゃんはいきなり大ボケです。「おかえり〜」だってさ。「まだ帰ってないよ!」と激しく突っ込みを入れました。 そして、夜も更け10時になるとラジオから怖い話をし始めました。浜辺で一人でいるのにこれはないでしょう!なんて一人突っ込みを入れましたが、怪談でかなり涼しくなってきたので、テント内に戻ることにしました。 そして就寝。おやすみ。。。 |
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8月17日・・・四国一周ツーリング最終日(3日目) おはよう〜。今日も7時起床。熱帯夜であまり熟睡できませんでした。結局寝付いたのは1時ごろだったでしょうか・・・ 眠気覚ましに早朝の浜をぶらぶらと歩いてみました。 |
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上の写真の反対側です。左に見えるのがキャンプ場です。 波がおだやかでとてもいい朝です。今日も天気が良さそうだなぁ〜 さて、テントをたたんで出発しよう!あとは讃岐うどんを食べて帰るだけです。 午前8時しゅっぱ〜つ!! |
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今度は国道196号線を南下し、国道11号線へひたすら東へ走ります。 まずは朝食と、ファミレス「ジョイフル」でモーニングしました。ここでも道の再確認。「ここは西条市ですよね?インターってこの辺ですか?」店員さん「そうですね。あっちです。」と指を差す。やはり四国の人は表現が抽象的です。 国道11号線は流れの悪い道路みたいです。これではなかなか香川県に入れないので松山自動車道にに乗ってしまうことにしました。 |
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「いよ西条インター」が300m先だそうです。さあ、高速で涼しくなるぞ〜! | |
途中「豊浜SA」で休憩。松山自動車道は川之江JCTで自動的に名前を変え、高松自動車道になっていました。 一番奥にいるバイクの方々と後によるうどん屋さんで再会しました。みなさん行くところは同じですね。 そうそう、高速道路はオートバイの二人乗りが今年の6月に解禁されたのです。タンデムツーリングをしているライダーをよく見かけました。 |
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豊浜SAはすでに香川県に入っているのです。 これで四国すべて制覇しました。 |
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善通寺インターで高松自動車道を降り、またしてもレッドバロンでルートチェック。ここでは讃岐うどんのお店を教えてもらいました。ここでも丁寧に教えていただき本当に感謝です。でもやはり道路の説明がアバウト!「このまままっすぐ行ってドンツキを右、そしてローソンの手前をこう行けば(リアクション付きで)ここに行けますから!」 なんとなく理解できたので、お礼を言って出発することに。この時午前11時20分でした。 |
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讃岐うどんのお店に到着しました。うげげ!並んでるぅ。。。 香川の人たちにとってうどんはファーストフードのようなものらしいです。 せっかく来たのでとりあえず並ぶことにしました。並ぶこと約20分、意外にお客さんの回転は早いみたいです。 |
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「がもう」というお店です。住宅街の中にあるお店でこの行列はすごいですね。 見ての通りみなさん外で食べています。 そうなんです、店内はほとんど座るスペースはなく、またセミセルフのような感じのお店です。 つまり、はじめにどんぶりをもらい、麺の量を注文します。するとオーナーさんがすでに出来上がっている麺を入れてくれて、奥へ行くと今度はレジでトッピングを自己申告。お金を払い自分であげを入れ、さらにつゆも自分で注ぎます。 なるほど!どおりで回転が早いわけですね! |
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これが讃岐うどんです。 麺はひと玉100円、あげは70円合計170円でうどんが食べれます。 がもうには別棟でお土産用のうどんが売っています。それを購入し、いざ家路へ・・・この時、午後12時10分。 |
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うどん屋さんまで来た道を少し戻り、坂出インターから瀬戸中央自動車道、つまり瀬戸大橋を渡ります。 瀬戸大橋の中間地点にある与島PAです。 ここから通ってきた瀬戸大橋を見ることが出来ます。 |
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瀬戸大橋ふぉぉおお!!よくこんなものを建設しましたね。日本の技術に感動です。 |
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このループ橋を降りてPAに入ってきたのです。 のんきに写真をとっていますが、この後思いもよらぬ敵に遭遇するとは、この時知るよしもなかったのです・・・ |
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本島・広島・牛島という島が近くにあるのですが、それを撮ろうと見えるほうへ移動するとそこには敵がいました。 「ワン!!ワン!!」 突然吠えられましたよ。 「家族の方は食事中ですかい?」とか言いつつパチリ! |
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たぶん左が「牛島」右が「本島」奥にかすんで見えるのが「広島」だと思います。 そろそろここを後にすることにします。 午後12時40分でした。 |
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そういえばガソリンがかなりヤバかったんですよ。もうヤバイ!ガス欠したら最悪やぁ〜って思っていたらSAがありました。ずいぶん並んでいますが仕方がないです。 アイドリング状態で列にいたらどんどん水温が上がっていきます。こりゃヤバイと思ってエンジンを切りました。 しかし、この後本線に戻ると明らかにバイクの調子が悪いのです。さっきのアイドリングでオーバーヒート気味になったようです。 |
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すぐ次のPAで自分ではなく、バイクのために長めの休憩をとることにしました。 なんとなく小腹が空いていたのでイチゴとバニラのソフトクリームを食べました。暑さで購入後ベンチに腰をかけるまでの間にどろどろになってしまいました。 30分ぐらい休憩後、いざ出発!! |
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その後バイクの調子は戻り、順調に大津SAまで来ました。ここで最後の給油をすることにしました。 隣りのバイクのおじさんは群馬から沖縄まで行った帰りだそうです。私以上の強者です。 |
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関ヶ原インター辺りから道路が渋滞しはじめました。帰り道はどっと旅の疲れが出てきます。この頃ずっと座っているのでお尻が痛くなってきました。よって養老SAでまた休憩です。 渋滞をすり抜け早く帰ろう。ここは一宮JCTの影響で渋滞しやすいのです。 |
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無事に小牧インターを降り、午後6時15分、成田山に到着しました。実は出発の2日前に旅の安全を祈願してきたのです。無事に帰って来れたことに感謝の意を込めてお礼参りです。 願いが叶ったら必ずお礼参りをしましょう! |
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成田山から見える景色。 夜は夜景がとてもきれいなところなのです。 |
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帰り道にはっちゃん隊員の職場へ・・・実ははっちゃん隊員はお世話になっている広告代理店のスタッフです。おみやげの讃岐うどんを片手に「みんなで食べてくださ〜い」 成田山でお礼参りをしてきたという話をしたら、「何をかわいいことしとるの〜?」とケラケラ笑われてしまいました。そんなはっちゃん隊員はよく車が壊れるそうです。たぶん祟られています。 この旅唯一の私が写っている写真です。はっちゃん隊員に撮ってもらいました。 |
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寄り道をして帰ったので周りはすっかり暗くなってしまいました。 午後7時25分無事に我が家に到着しました。 はじめて一人でロングツーリングをしましたが、数え切れないほどのさまざまな出会い、感動を経験しました。そして、このツーリングを応援してくださった方々へ感謝! 一人旅は本当にいいものです。是非みなさんも勇気があればやってみてください。 |
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